劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー

テアトル6、評価★★★☆
仮面ライダードライブ」の劇場版。未来からきたダークドライブとの戦いを描くもので、進ノ介の息子というエイジも絡むドラマというもの。
未来からの来訪者に、警察に追われる進ノ介という展開ではあるものの、一番の筋となるのは進ノ介とベルトさんの繋がりであり、そこはテレビから変わらない軸なのであろうかと。
少しトリックが複雑ではあるけれど、映画らしい盛りだくさんなドライブのフォームチェンジが見られるという点でも面白いものになっていたと思える。
そういえば、マスクが割れたり、「アイアンマン」を意識したのかマスク内でのHUDや自立制御なんかで、ドライブのシステムはあくまでもパワードスーツであるという表現が印象的であったね。<以下核心メモ>
現代にやってきたエイジは、未来で本物を倒したロイミュードが擬態したもの。現代で幽閉されていた108との接触で"完全なるグr−バルフリーズ"を起こそうと目論んでの事で。
108に殺されたとしても、その想いは・・・という事でダークドライブとドライブが合わさってのフォームチェンジをするのが便利な展開だけど、悪くは無い。
そして、108の計略で進ノ介自らで壊したベルトであるけど、そこまでに出ていた、今までの記録を納めていたというトライドロンキーがベルトさんのシステムをコピーしていたものというのは、あくまでもデータ上で生きているベルトさんの設定を上手く生かしたものであると思う。まぁ、書き換えに大電力が必要という事で、雷を用いようとするのはいいのだけど、その方法がシステムを書き換える作業には見えないけど派手であるからいいのかね。
エイジは進ノ介の息子という事であったのだけど、母親は"めったに笑わない"と霧子を示していたけど、進ノ介は最後に考えるまで思いつかず。そこで、2人のいつもの喧嘩の様なやりとりで終わるのだけど、それはそれで幸せなエンディングなのかもしれない。
ゲストで、警察の上層部として柳沢慎吾が登場したのだが、何かやるかと思っていたところ最後で、いつもの「あばよ!」を披露。でも、超えにエコーをかけすぎだったのは残念。