007/スカイフォール

見直す為に購入したBDを。今回は吹き替え版で視聴。
今年はスパイ映画を多く観たけど、やはり007は開始の雰囲気から"らしさ"というものを持っているのだなぁ、と。でも、完全に007の文法に則るのではなく、ジュディ・デンチが演じるMを実質的なボンドガールに据えていたり、泥臭いラストの戦闘とか新しい雰囲気を取り込んでいる様な。スパイ映画として冷戦時代とは違う敵の設定という流れに加えて、007の映画も21世紀風にアップデートさせているというか。ガジェットを含めたアップデートが「ミッション:インポッシブル」とは違う方向だと考えるのも、また面白いもので。改めて見返す事でそういう発見もあったりで楽しい。
それにしても、廉価版仕様の為なのかディスク再生した後に長い広告が入っているのには辟易した。チャプター送りで飛ばせるとはいえ、セル版ならばせめてメニューボタンのみでスキップできればまだマシというものなのに。
007/スカイフォール [Blu-ray]