アベンジャーズ コンフィデンシャル:ブラックウィドウ&パニッシャー

未見の作品としてレンタル。
マッドハウスで製作されたマーベル作品のアニメ化。アベンジャーズとシールドの物語であるけども、パニッシャーブラックウィドウをメインに据えたもの。
パッケージのイメージもマッドハウスらしいカッコよさに溢れており、オープニングタイトルのカッコよさから、玄田哲章=パニッシャー沢城みゆき=ブラックウィドウのハマりっぷりに惹かれ、それぞれのバイオレンスさと華麗さのあるアクションの及第点レベルで期待が盛り上がる。そこに、ニック・フューリーの登場と続くのだから。
が、敵となる組織にシールドの機密を漏洩したのが元研究者というのはまだいいとして、その研究者とナターシャが想いあった仲であったとかで、なんか乗り切れず。普通である事を気にした研究者が機密を持ち出して、敵の施設で超人化して・・・という、なんかいかにも日本的な展開なのだもの。更に、シールドの研究員として天才少年が出てくるのだけど、これがピンチの時にそのスキルでは役立たずという風にしか見えずに、そのあたりも日本的だなぁ、と思ったもので。
最終決戦、敵の新兵器である超人兵器のオークションが行われる島にパニッシャーブラックウィドウが潜入、そこにハルクやアイアンマンをはじめとするアベンジャーズが救援に・・・となるのだが、殆どのヒーローがそこまでの間で説明も無く出てきて、更に活躍も魅力的でないという感じで、更に寝返った研究者がナターシャにいいところを見せるかの様に身を挺するくだりも気持ちが乗らず、結局最後まで気分的に盛り上がらなかったというか。
今までのマッドハウスのマーベル作品でも、単発という事もあろうけどパッとしないものになっていたという感じ。
それにしても、メニュー画面の絵はCGで描かれたアベンジャーズメンバーなのだけど、アニメとは全然違うものでちょっと怖いくらいだったよ。
アベンジャーズ コンフィデンシャル:ブラック・ウィドウ & パニッシャー [Blu-ray]