休みの土曜。
空模様が怪しく、天気予報も悪い流れであったけど、結局出かける事に。出かける時にはまだ降ってなかったから、もしかしたら・・・と思った矢先に雨の行軍になるという。
そんなこんなで、「ガールズ&パンツァー 劇場版」にて舞台として使われた旧上岡小学校に行ってきた。
途中までは高速を使って行ったのだけど、所在地である大子町は福島県に接する町であったので、思ったよりは近かった。片道100キロ弱くらいで。県境を越えたらトイレに行こう・・・と思いつつ運転していたのだけど、矢祭を過ぎたあたりからスマホナビで案内される道の途中にコンビニとか無くて、余計なところで大変な思いもしていたのだがー。
明治後期に建てられ順次増築された校舎は、廃校になった小学校とはいえ比較的最近まで使われたいた事もあってか、そんなに古めかしいというものでも無かったという印象。確かに昔の学校ではあるのだけど、腐っていないというか。
思いつきで行ったのだけど、今日から北関東地区での芸術祭の様なものが開催され、そこもその会場になっていた為に旧い学校の雰囲気がそのままという感じでない、ちょっと居心地の悪い空間になっていたのは残念であった。着いた時に、クルマが多くてビックリしたのだけど、そういうオチであったわけで。
まぁ、見学は普通にできたので堪能。
入り口のポスト、本当にあるんだものなー。
昇降口から入って、まずは目につくのが1年生チームが走ってくるのが印象的であった階段。
増築した校舎へ繋ぐもので、高低差のある立地故に必要だったもので渡り廊下というところか。狭さは映像でも感じていたけど、その高さは意外なものであった。
その床が板張りなのだけど、よく見ると隙間から下が見えるというシンプルな構造であったりとか。
階段を上ったところの左手には講堂が。劇中ではこの位置とは思わなかったというか、使い方で変えてるという発見。
ここはあまりにも大きくて奇妙なアートが置かれていて、自分の目的からするとかなり残念な思いを。
昇降口の左手に職員室があり、その奥に放送室が。聞いてはいたけど狭いw女の子とはいえ、3人並べないだろうという感じ。あ、でもCV33の3人乗りも可能だと実証されたんだから、ここで3人寝るのももしかしたら出来るのかもw
職員室からは校長室にも。作戦会議のシーンを考えると狭い気もするけど、劇中はそのまんまの雰囲気で描かれていたんだなぁ、と感心する。まぁ、小さな小学校で校長先生一人がいる部屋なんだもの。
外にまわって二ノ宮金次郎。
校門から劇中でゴミ捨て場になってた藤棚。
藤棚の柱には寄進した人たちなのだろうか、何か彫ってあった。ただ組んだものであろうと思っていたので、意外な感じだった。
そして、うさぎ小屋。荒れてるw
うさぎの名前を書いたものも、そのまんま。パイプ椅子が詰まれてて、なんかニヤリをしてしまった。
職員室には杉本功さんの色紙が飾られていましたよ。
ガルパンとは関係無しに、小学校として面白かったものも当然の如く沢山あったわけで。そんな中で一番目をひいたのが、コピー機らしい機械。青焼きではない、こういうものがあったのか?と見ていた。
献立票。
時間割とか。
模造紙での発表。
廊下のフック。
大きな算数用道具あれこれ。
座った時の姿勢。
とにかく見るものが楽しくて、実際に行って良かったと思える場所であった。ただ、イベントをやっていない時に見たかったというのが本当のところ。あと、晴れてる日のほうが楽しさも増したろうにと思ったりで。
近くの食堂で御飯を食べた後、雨が降ってるけど袋田の滝に行ってみた。
有名な滝だと聞いていたが、写真とかの印象ではこじんまりしたものだろうと思っていたのだが、実際に行ってみるとその大きさに驚かされた。カメラの広角側で納まらないとか、あまりの見事さに感心した。
まぁ、滝の大きさには勿論感心したのだけど、その壮大な自然を観る為に、人工的なトンネルやらエレベータやら展望台が見事に整備されていたのにもひたすら感心するばかりであった。
他にまわるところも無かったので、道の駅でお土産を買った後は帰途につく。途中、あまりにも眠くてコンビニで仮眠したりしながら無事帰宅。
雨は残念であったけど、こういうドライブというか旅の様なものもいいものだと、つくづく思ったり。遠出した先の景色を見るという事をここ最近やっていなかったけど、外に出て刺激を受けるというのは知識としても気分としても必要なんだ、とね。