1/48 ポルシェティーガー -ガルパン 大洗女子 レオポンさんチーム仕様で作る (その2)

前回の続き。


車体にとりかかる。
D8,D10から車体上部側面のパーツを切り出し。
切り欠き部分をプラ板で埋めておく。また、切り離し箇所が装甲の厚み分でずれているので、プラ材で裏打ちをしておく。

前の部分のラインを基準として切り離す。切り離した際、先にやっていた裏打ちの部分は殆ど残らないけど、やっておいたほうが部品としての直線が取れて楽であったと思う。

前方、折れ曲がった部分の厚みが異なるので、サイドに合わせて調整を。

あと、後方の段差となっている箇所以降は作り直しになるので切ったりも。


車体下部のサイド(C1,C8)の後ろ、軸が出る形なので内側の穴をプラ材で埋める。表側は念の為の補強でプラ板を丸に納まる範囲で適当に。

底板(C3)の後端を切り落とした後に組み付けた状態でこんな感じ。

内側の軸も丸いプラ板で作ってこんな感じ…なのだけど、この状態では軸との差がある(つまり車体が短い)ので、修正する事に。つまり、底板を切る寸法を間違えていたという。


フェンダー(D2)はフレームと滑り止めのモールドを削り落とす。2つあるのは、前後それぞれの分の準備として。

そして、エレファントよりフェンダーの幅が狭い(車体下部左右部分の外に位置する)ので、幅詰めを実施。ヒンジのモールドを避けつつ、左右で1mmずつ詰めた。ただ、最終的に調整をした様な覚えも。
幅詰めが終わったところで、フェンダー部分のみを使う為に左右を切り離した。

フェンダーの内側は組んだ時に抜けた状態になるので、プラ板で埋める。ただ、後端はよく判らないけども履帯で外から見えないので適当に。縁のモールドはプラ材を貼ってから削ってやればなんとかなるもので。

フェンダーが外に出るので、車体下部左右(C1,C8)の前部分は切り欠きをプラ材で埋めた後、上部が直線になる様に成形した。

作成した部品を仮組みした状態。
車体上部の後ろ側は、プラ板で三角形を作って貼り付け。取り付けの角度と、形状は資料とパーツを比べつつ現物合わせに近い感じで作っていた覚え。貼り合わせの部分はプラ板で裏打ちして補強を。
なお、左右のフェンダー(D7,D12)は滑り止めモールドを削り落とし、各部の部品取り付け穴を埋めた状態にした後、先に加工した前後部分を貼り付け。(内側にあるプラ板は、仮組みでの安定度を高める為のガイドとして貼り付け)

形を安定させる様に組み立てた状態。
とにかく、強度を出しておく為に梁を入れておいた。本来のフレーム(D3)の下部を所定の位置に入れ、その幅を基準としてプラ材を入れた。車体下部も念の為、ウエイトのストッパー(A24)を2個入れてるけど、作業を進めるのにウエイトを入れると邪魔なので片方はずらした位置につけたのだが、このパーツが元々エレファントとしても下部のフレームとして作られているのでこういう事が出来るというわけで。


(この写真の時点で車体下部の後端が短いのをプラ板を貼って修正している)


車体前面の工作。
ティーガーIのパーツG7を左右の突起をカットした後で、中央で切断。機銃とペリスコープ間を基準としつつ寸法を確認しながら幅を広げた。ペリスコープ上部の穴はひとまず塞いで、後で設定に合わせたものを開け直し。

更に左右の端を車体上部の間に入るようにカットしたうえで接着。
車体下部は、設定を参考にしながらプラ板で作成。上面を、基準として長さや高さを決めてやれば、そんなに迷わなかった。

そこまで形になったところで、上面の蓋となる部分をプラ板で切り出し。
折れ曲がりの箇所で2枚としたのだけど、後ろ側は微妙なズレで納得できるまでに2回作り直したが、その甲斐はあったというもの。

今回、こういう面を作るのにウェーブの目盛り付きプラ板を使ったのだが、寸法取りが楽になるので作業は早かった。柔らかめで切りやすいという特性も含めて。ただ、柔らかいという事で使ったところは適当なプラ材で裏打ちをしておいたのだけども。<3回目に続く…>