初めて行った北海道で、しかも長い期間で旅行というより住んだ状態という貴重な機会があったわけで。
「まぁ、北海道とはいえ日本の中なのでそんなに感じる事も無いだろう」と思っていたのだが、観光気分で出向いて見た意外にも色々あったので書き留めておく。
・北海道は元々道としての広さがあるけれども、実際に調べると各都市の距離感が想像以上におかしい。福島県も大きく移動距離がおかしいと感じるが、そんなレベルではない。
・広い扇状地で山の距離が遠いので関東にいる様な感覚に近い。
・計画都市としての構造がハッキリしているのは面白い。まっすぐに伸びた通りの先に遠方の山が見えるとかの雰囲気は独特。
・基本的に碁盤の目の様になっているのだけど、よく見ると大きく斜めに構成されている区画も目立つ。
・意外に古い通りとかの小さい道は碁盤の目からずれてるものがあった気が。
・アイヌ文化は縄文以降からの流れで成立したものだという事だそうで、そこまでの流れが面白く興味深いものであった。
・アイヌ文化に屯田兵の開拓等、歴史の流れが教科書とかで習った日本の歴史に比べると独特な感じであり、それに携わった人達の苦労は想像に難くない。
・札幌市内や小樽の市内を見ただけでもかなり歴史的な建物が残っているけど、今でも何らかの形で使われているものが多かったのが印象的。しかも、市民に解放されていたりと、かなり身近な使われ方も多い様な。
・北海道は大きいだけの印象だったけど、地図をよく見ると札幌あたりは意外に海までの距離が近い。
・札幌市内でも場所によって天気の変化が大きく、雪の降り方なんかも場所(区)によって大きく変わっていた。
・ジンギスカンの店はあちこちで見かけるが、札幌市内でマップ上の検索をしたところでは、やはりすすき野あたりが多いみたい。
・ジンギスカンの提供の仕方や焼き方は明確に定義があるとか決まってるわけでは無いらしい。
・ジンギスカンの店で出しているラム肉は確実に美味しいし肉厚。マトンも臭みは無いくらいな感じ。
・鹿肉はスーパーでも売っているメジャーな食材だとか。
・コンビニでも、北海道限定の食べ物が多すぎる
・ドライバーのマナーが悪く、交差点に近いところに車を駐停車する事が多い
・タクシーは交差点でも客を乗せたり降ろしたりする
・ファイターズとコンサドーレは地方ニュースでも度々話題になる事が多く、さすがに地域に根付いてるな、と。アイスホッケーの話題も多かった。
・アイヌ文化に関する話題が地方ニュースで多い
・札幌市内の歩道はロードヒーティングがところどころにあるので、かえって歩きにくい。無いところは固まった雪が板になった残っている感じ。
・道路は路面が固まった雪で覆われた状態になってる事が多い様で、それでもバスなんかも普通に動く様で。
・それでも吹雪になると道路も渋滞する。
・どこに行っても中国人観光客が多い。札幌市内だけでなく、小樽でも同様であったと感じた。
・街中を見ると、サッポロビールが色々と頑張っている感じ
・ただ、すすき野を見ると全てのビールメーカーが頑張ってる様に思える
・初音ミクが雪ミクをメインとして馴染んでいる。特に目立っているわけではないけど、気付けば在るという感じ。
・雪の降り方はやはり多いが、例年より遅い降り始めだったのでこれでもまだ少ないくらいかも
・雪の降り方が1日の中でもどんどん変わる印象。
・12月から2月の大通公園はイベントばかりで本来の姿が見られないのは少し残念。特に1月はずっと雪まつりの準備期間であるわけだし。
・ローソンがやたらに多い印象。地元となるセイコーマートやファミリーマートも多いのだがローソンが特に多いと感じた。札幌駅近くではセブンイレブンも多かったが。
・消火栓が黄色いのが面白かった。
だいたいこんな感じで。
今度は 夏に旅行で行きたいねぇー。
