中継のアナウンサーの言葉そのままだが「史上最低のF1」だった。
ミシュランタイヤがインディアナポリスのオーバルの舗装に合わずに10ラップ程度で使えなくなるとか。ミシュラン勢もFIAに対して舗装に耐えるタイヤへのスイッチやオーバルへのシケインの追加など安全を考慮した策を出したのが受け入れられずに、7チーム14台がフォーメーションラップ後*1にピットに入りリタイアする事に。
結局、ブリジストン勢3チーム6台のみのスタートになったわけだが、はっきり言ってレースでは無い。途中、シューマッハとバリチェロのあわやというシーンもあったが、暗黙の了解で結局シューマッハの勝利に。レース後も顔を合わせなかった2人など、どこまで行っても後味の悪いレースだったかと。
ただ一つ、ジョーダントヨタのティアゴ・モンテイロ初の表彰台となったのがちょっとした光か。
脇坂寿一と片山右京の状況を説明、考察しようとする解説も悲痛だったなぁ。
今回のレースが変革の陣痛となるか、崩壊へのほころびとなるか、大いに気になるところ。
やっぱり、タイヤ交換を復活させて、安全を守って欲しいなぁ。
*1:このお陰でレースは成立してしまうのだが・・・