ダニー・ザ・ドッグ

先日の「ローグ アサシン」内のCMに入っていたので見る。今回が初見。
「トランスポーター」のルイ・レテリエリュック・ベッソンのコンビとは思えない程まとまっている。まぁ、もちろん「?」なところもないわけではないけど、映画としてはまとまっているかと。
まぁ、出てきただけで空気を変えるモーガン・フリーマンの存在感は素晴らしい。その新しい家族のシーンでの暖かい演出と、悪党側の古い家族の演出での硬軟の描き分けは面白い。更に、ラストではそれらが混ざり合って、そこにジェット・リーのアクションが映えるんだから、アクション映画としては申し分無いのでは?
予告で言ってるよりはドラマとしての成り立ちは弱いけど、キャラクターの描きこみも見せたアクションとしては十分楽しめる。
ただ、ジェット・リーが童顔とはいえもう少し若い時だったらなぁ、って思いも。
ダニー・ザ・ドッグ DTSスペシャル・エディション<通常版> [DVD]