ドリヴン

映画館で1度観たが、見直すためにレンタル。
スタローン主演のレース映画。監督は「ダイ・ハード2」「クリフハンガー」のレニー・ハーリン。脚本はスタローンが書いていたのね。
まぁ、普通に面白い映画・・・といった感じか。ただ、キャラクターが多すぎて散漫になってる気もしないではないが。終盤間際で「スタローンいらなくね?」と思ったけど、最後のレースシーンではちゃんと見せ場があったので安心安心。
ライバルとの確執と友情、公道でのレースカー疾走、チームメイトのクラッシュ等々フィクションのレースものの要素は一通り入っているかと。この映画での話題となったCGでの表現は、ドライバーの視覚を示す部分はやはり面白いと思うが、クラッシュシーン等はやりすぎな感も。
キャラクター造りに、90年代後半のレースシーンの影響が出てるのは時代か。監督がフランク・ウィリアムズみたく車椅子だったり、主人公がジャック・ヴィルヌーブの様に普段は眼鏡をかけ、PCゲームをしていたりと、結構ネタは多いかも。
元々F1を舞台に撮る予定だったのが、CARTになったというのは有名な話だが、登場するメインチームのエンジンがトヨタメルセデスだったり、ツインリンクもてぎが舞台として出てきたりと、レースが華やかであった年代の空気を感じられる映画としても、面白さはあるかもしれない。
ドリヴン [DVD]