仮面ライダーJ

見直す為にレンタル。一度、ビデオ媒体で見ただけか。
ZOに続く雨宮慶太のライダー作品。気付けば、脚本は上原正三・・・うーん、昭和の香りがするわけだ。あと、石ノ森章太郎氏が最後に関わったライダー作品だとか。特典映像のメイキングでその姿が拝めたり。
上映は'94年の東映スーパーヒーローフェアの一編として行われた事もあり、尺が47分と短い・・・。そんな短い時間でライダー誕生から決着まで描くのだから、話の展開は無理矢理。かなりツッコミどころの多いこじつけな展開もあるけど、今で言うエコロジーの思想を中心に展開するのが面白い。
そして、クライマックスの見せ場はライダーが巨大化する・・・という事だけど、なんとか理由は付けてるのでいいか。それよりも、下からのアオリを多用して巨大なライダーを見せようとする苦心が偲ばれる。
それよりも、ワイヤーアクションの頑張りは見事。特に、屋外での吊りはなかなかの見せ場だったんじゃないかなぁー、と。
仮面ライダーJ [DVD]