ベッテルがコースレコードでポールを獲って開始したレース。
スタートでは、アロンソがウェーバーをかわすという順当な展開に。
但し、コース上へのパーツの落下でセーフティーカーが導入された事で様子が急変。
交換に入ったロズベルグのタイヤがピットレーンで外れ、それに気を取られたか、ピットアウトしようとしたクビカとピットインするスーティルが接触する・・・という混乱が。
そして、そのセーフティーカーとの距離を空けすぎた・・・とかでベッテルがドライブスルーペナルティを食らう破目に。
結局、その混乱に巻き込まれずに、タイヤ交換のタイミングをうまく取ったウェーバーが優勝。ハミルトンがリタイアしただけに、大きいポイントの獲得か。
そんな安定したトップを尻目に、追い上げるベッテルを押さえて2位になったアロンソの上手さが光っていたと思える。
そして、小林可無偉が最後尾スタートだったのに、スタートでのジャンプアップとセーフティーカー導入後の混乱に巻き込まれずに、最終的に9位入賞という想像していなかった結果に。実に上手いレースをしたもんだ、と思う。
今回のトップ3。
1位 マーク・ウエーバー レッドブル・ルノー
2位 フェルナンド・アロンソ フェラーリ
3位 セバスチャン・ベッテル レッドブル・ルノー