BLACK LAGOON Roberta's Blood Trail 004&005

アニメ版ブラックラグーン3期の第4話と第5話、レンタルにて視聴。

まずは第4話。
緊張感溢れる3巻の終わりからの続きで、一気に始まる物語。
バラライカの姉御も登場で一気に盛り上がる!!…ハズが、テンポが早いというか巻きが入っているという感じの演出で、深く触れずに過ぎる感じ。
やはり、ロックの思惑がメインになっているのか、通りすがりのエダとの会話が長くなっているなぁー、と。
それにしても、ロベルタのターミーネ−ターっぷりは見事。でも、中佐に襲い掛かった時のヒップラインは美しい。

そして第5巻、これで完結。
最終巻も慌しく過ぎた感じのもの。今までの流れを考えれば当然だけど、焦点が変わって、米兵達の正義とか、ロベルタとガルシアのパートが、ロックを描くための要素になってしまっていたのは残念。レヴィとロックの想いで終ってしまう、ボリュームがありながら通過点でしかない原作との違いはどうしたものか。アニメの続編は作らないつもりなのかね?
それにしても、原作以上となるロベルタの受難っぷりや、回想でのレヴィの無残さはどうもねぇ…。そこまで描くのか…と思わずにはいられない。どちらかというと、ブラクラはリアルな臭いのするファンタジーなのに…、と。
で、5巻の最大の問題はフレシェット弾の間違い。"朔杖"をそのまま発射してるんですけど…しかも、ボディアーマー貫通してるし…ってギャグだよ、これじゃ。