万事滞リ無ク

葬儀場で起きて朝のスタート。風呂もあるのでシャワーを浴びたり。
お昼前から人が集まっていただき、時間になり告別式の開始。告別式自体は粛々と進んだのだが、その際に集まっていただいた方々が揃って式場に入る様子に感じ入るものが。式の後に御棺に花を入れ、その時がホントウの別れという感じで、やはり涙は出てくる。そんな時になって「まだ、睫毛はピンと伸びたままなんだな」と気づいたりするもの。
その後、市の火葬場に移動しての火葬。その後の姿には、やはり何も言えない。
夕食の使いをし、しばらく後にお開きに。慌しい四日間ではあったけど、天気にも恵まれ無事に終えられたというところか。


一度実家に戻り、簡単に整理をしたところで郡山に戻る。
まだ、気分的にもやもやしたところではあるけど、これからどうなるのか、これからどうするのか…なんかは色々と考えないといけないのかもしれない。
まぁ、そんな事を考える前に、思い浮かぶだけでも、やらなきゃいけない事がたくさんあるのだけどね。


色々と慌しい中で、歴史に詳しい親戚とお寺の住職の話が面白かった。お寺の内情から博物館の裏話まで含めて興味深い話があれだけ出てくるのは、正に教養というものなのであろうとも。
そして、町内会長との話の中で、自分の住んでいた地域は子供の頃は子供も多く小中学校共にマンモス校であったのだが、人数が増えた後に学校を分けたのと、その後の少子化で信じられないくらい子供が減っていた話なんかには、ただ驚くばかりで。
住職の倅が、同じ高校の1学年下であったのも驚きではあったが。


明日から、普通に出勤が再開になるのだけど面倒だな。溜まった仕事をなんとかするのも面倒だけど、それを遥かに超えて説明とか諸手続きが面倒で、正直な所行きたくないのだが。