前作の戦隊「獣電戦隊キョウリュウジャー」のVシネマ版。映画館にもかかるVSシリーズについては最近は観てるけど、こういう形でのタイトルを見るのは初めてかもしれない。
100年後の世界でのキョウリュウジャーという話でどんな展開でどういう設定でやるのかと不安はあったけど、見終わってみれば正にブレイブな作品に。キャラクターの配置からネタの按配までさすがなだぁ、と思わせるもの。キュリュウジャー自体、ダイゴのキャラクターが引っ張るものではあったけど、その子孫は全く自信が無く活躍をするまでのもどかしさがあるのは確か。でも、そこに至るまでに各メンバーが間違っていた自分達の色を見つけ直すとか、過去のキョウリュウジャー達との会話とか、十分に熱く成長させる要素を上手く組み込んだのは脚本の妙か。
もちろん、オリジナルキャストが未来と過去のキョウリュウジャーを演じるのだが、特にゴールドの100年後が楽しそうに演じてたのが印象的だったな。