劇場版戦国BASARA -The Last Party-

見直すためにレンタル。劇場で一度観たのみ。
現在放送中のテレビ版と同様にゲームの「戦国BASARA3」をモチーフにしているけど、映画という限られた尺の為にメインとなるキャラクターは絞られ、そしてIG制作のテレビシリーズを受けての劇場版という事で、そちらの約束事を踏まえての物語なのだと改めて思ったり。
関ヶ原をクライマックスに据えての物語ではあるけど、やはり伊達政宗真田幸村というメインの軸に、徳川家康石田三成というもうひとつの軸を重ねた構成は落ち着く。その間に入る前田慶次の存在感もいいものなのだよね。
そして劇場版としてのクライマックスを盛り上げる為に、その5人が立ち向かう敵として登場するのが織田信長という展開はいい。DVDで見ていると、思ったよりも映画としての魅力に欠ける絵だなぁ、と思ってしまったのだが、クライッマクスは映画らしい展開と絵であると感じた。
しかし、なんだかんだ言っても異常な具材の入った巨大鍋のインパクトにすべてが持って行かれた感は残ってしまうのだけどね。
レンタルDVDのパッケージ、劇場公開時と同様に本編の前にテレビシリーズ2本のダイジェストが入ってて驚き。特典ではなく、通常の流れとして入れるものなのだ、と。
劇場版戦国BASARA-The Last Party- [DVD]