1/48 M4A1 シャーマン -ガルパン サンダース校仕様で作る-

ガルパン戦車として次に手を出したのが、サンダースのフラッグ車であったM4A1
タミヤ製のものはフロントの形状が異なるから諦めていたところで、ホビーボス製のキットがほぼ同じ形状である事が判ったので。

ホビーボス 1/48 アメリカM4A1 シャーマン76mm砲塔載型 プラモデル

ホビーボス 1/48 アメリカM4A1 シャーマン76mm砲塔載型 プラモデル

但し、どちらにしてもサイドスカートを自作しなければいけないので躊躇していたのだけど、意を決して製作を開始。


今回もアハパンを参考にして進めていったのだけど、ドライブスプロケットの形状が異なっていた。でも、先に作っていたタミヤのM4のものが合っていたので、それが含まれるランナーを購入。部品4個の為にランナー2枚を注文する勇気…。
まぁ、実際に部品を見てみたらギアハウジングもタミヤのほうがよかったので、そちらを使用。
ドライブスプロケット自体は手元に余っていたポリキャップを本来の構造通りに入れて、本体の軸を細くして入る様に調整。

ホビーボス製のキットはベルト式の履帯であったのだけど、注文したM4のランナーに盛大に余ってる部分連結の履帯が使えないものか…と試しに巻いて見たらピッタリ♪そんなわけで、意外に注文した部品が有効活用できたという展開。
プラ製履帯に置き換えた理由として、ガルパン使用のM4A1トレッド(?)の無い平面の形状であったので、それを再現するという事もあったので。…そんなわけで、ひたすら履帯の出っ張りを削ぎ落とすという不毛な作業をしたわけで…。まぁ、スカートで隠れる事が明確な上の部分はそのままだけど。本来なら削っただけでなく、厚みをもたせなきゃいけないみたいだけど、そのあたりはオミット。
ちなみに、履帯の上部はガイドとの位置関係が怪しくなるけど、見えなくなるから気にしない事にした。

いよいよサイドスカートの工作。
資料としているアハパンのページを拡大コピーした後、紙にトレスして型紙を作成。それを元に0.5mmのプラ板でサイドの板を作るという流れ。

前面のRの部分は0.3mmのプラ板を丸めて作成。
縁の部分はプラペーパーを0.5mmの幅に切って貼り付け。最初はあまりに細いのは工作できないだろうと1mmでやってみたけど、雰囲気が全然違ったのでやりなおしたらなんとかなったという次第。

サイズ的に迷ったリベットの工作だけど、印象が変わりそうだったのでプラ棒を伸ばしたものを貼り付け、それを短く切るという方法で作ってみる。ここで、何で同じ白のプラ棒でやったのか…色を変えたほうが見易くてやりやすかったんだよなぁ。

ホビーボスのキットはライトガード等がエッチングで付属。タミヤのランナーにもあったからどうしようかと思ったけど、折角なのでそのままエッチングで工作。但し、リアのライトのみはホビーボスのエッチングをプラパーツに貼り付ける構造のものは使わず、確実に綺麗に仕上がる方としてタミヤの部品を使用した。

他に難しいところは無かったけど、砲塔の貼り合わせ部分が少し大雑把だったので段差や隙間を埋める必要があったのが面倒だったくらいか。
あと、トラベリングロックが閉じた状態に変更。適当な丸いパーツ…と探していたら、HGUCザクのザクマシンガンのスコープが径と厚みがピッタリだったので、それを輪切りにしたもので再現してみた。
M4と同じく、Mrカラーのオリーブドラブを吹き付けて、ガルパンデカールからサンダース校のマークを貼って完成。



前面から。サイドスカートの前が、水平ではなくハの字になってしまった。このあたりは技量の問題という事で。
この写真だと、苦労した履帯の形状が判るねw

後部のサイドスカートの処理は正直迷ったところだけど、何もせずにキットの後部にそのまま繋がる様にした。
あと、後部の形状はCGモデルを見ると広がり過ぎで履帯との空間が大きすぎるのだけど、HJ誌の1/35作例を見る限りで同様の形状だったので、これでOKという事に。


先に2両目も作っていたM4も合わせてサンダース校の進撃ができたー。
1/48ではファイアフライが揃わないのがつくづく残念なところだねぇ。


<おまけ>
夢に見たサンダースVS黒森峰!楽しい!!