考えながら

普通に仕事。流石に今朝は何事も無く出勤。
定時でさっさと帰り、夜にプラモの色塗りを。戦車の迷彩をアクリル塗料の筆塗りでやろうというものだけど、パターンをちゃんと再現するだけでも資料を比較しながらで意外と大変。更に、筆塗りをいかにしてキレイに仕上げるかで四苦八苦。こうやって頭を使いながらの工作はたまには刺激になっていいかもしれない。


木曜時代劇の「ちかえもん」が最終回。
近松門左衛門が「曾根崎心中」を書くという物語であったのだけど、とにかく人情ものの時代劇として実に楽しく見る事が出来たものであった。劇中で近松が歌ってるという歌謡曲が流れたり、書こうとした忠臣蔵を不思議な劇で描いたり、状況の説明を紙芝居的なアニメで現したりと時代劇としてはかなりの変り種ではあったのだが、そこで描かれるドラマは間違いなく時代劇のものであった。
終盤に心中という悲劇で暗く締めるのかと思いきや、一転しての大笑いしてしまう展開は実に見事だったかと。
万吉の存在はリアルなのかファンタジーなのか曖昧であったけど、その独特なキャラクターや演じた俳優の以外さというのも面白かったな。