今回は戦車だけど1/35。ガルパン劇場版に登場したチハを作成。
ファインモールド ガールズ&パンツァー 九七式中戦車 チハ 57mm砲・新車台 1/35スケール プラモデル 41110
- 出版社/メーカー: ファインモールド(FineMolds)
- 発売日: 2015/11/15
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組み立てはなんか意外に時間がかかって、1ヵ月くらいかかった様な。パーツの感覚が1/48と違うだけでなく、日本陸軍の戦車への経験値が無かった為に難儀した様な。足回りのパーツ構成は見事なのだけど、パーティングラインがきつめで辛かったのはあったか。あと、エッチングパーツの形を整える事自体は治具があったので楽勝だったのだけど、取り付け足の加工がいまひとつピンとこなかったというか。実際折ってしまった箇所もあったわけで。
肝となる迷彩パターンはインストに指定があるのだけど、モノクロ印刷でいまひとつ掴み難いものであったので色鉛筆で判り易くしてから塗り始めた。このパターンもインストと実際のモデルで微妙に違うから、探りながらの作業に。
ベースはラッカーでライトブラウンを作って全体にエアブラシ塗装。緑と茶色はアクリルで筆塗り。ヨドバシで専用色が揃わなかったので、プラモカタログの記事を参考にしつつその構成に。
日本陸軍の戦車で目立つ黄帯はポスカにて。意外にインクの流動性が高くて筋に入っていったり、ペン先の扱いに慣れなかったりはあったけど、話に聞いていた通りその隠蔽力は確かに魅力であった。ただ、仕上げにクリアーを吹いた時に少しひび割れが出来たから、もう少し色の乗せ方を考えないといけないかもしれない。
塗装とマーキングが完了したところでクリアコートし、クレオスのウェザリングカラーでフィルタリングからスミ入れ等を行った。最後にリベットとかにドライブラシでハイライトを入れたけど、少し弱かったか。
完成状態。
付録の西隊長は、気になった前髪の隙間を黒瞬着で埋めた後に髪の毛全体を塗り直し。ついでにハイライトも描き込んだ。後は各部をリアルタッチマーカーでトーンを付けた後に艶消しクリアーで仕上げ。
車体側に足場となる台を組んだので、砲搭をまわしても立っていられる様に。
色々と難しい事や考える事は多かったけど、作ってて楽しかった。汚しや仕上げで勉強する事は多いと感じさせられたけど、今回の作業で得たものはあったと思う。
まぁ、ガルパンでの登場という事が無ければ日本陸軍の、しかもこの迷彩の戦車を作る事は無かっただろうなぁー。