「ガールズ&パンツァー」に登場するプラウダ高校のIS-2を1/48で作成。テレビ版から登場はしていたけど、劇場版での活躍に引っ張られて作ったというか。
キットはタミヤ製で近年リリースされたもので、手軽に手を出せるもの。
タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.71 ソビエト陸軍 重戦車 JS-2 1944年型 ChKZ プラモデル 32571
- 出版社/メーカー: タミヤ(TAMIYA)
- 発売日: 2012/03/24
- メディア: おもちゃ&ホビー
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防盾(C18)の工作自体は資料を参考に寸法を取って、向かって右側をカットした後に、ちょっと成形したのみ。
カットした事で砲搭側(B5)に空間ができてしまうので、プラ板を貼って高さを整えた。
IS-2のキット、全体に渡って鋳造表現のモールドが入っているのだけど、ガルパンでの印象は平滑なもの。でも、鋳造表現が全体にあるので、それを修正するとアウトラインも変わってしまいそうだったので、今回はそのままに。
そんなわけで、プラ板で修正した箇所も他に合わせるように鋳造表現を。流し込み接着剤を塗った後に真鍮ブラシで叩いたり、プラパテを塗った後に歯ブラシで叩いたりと試行錯誤したけど、完全に周囲に溶け込むという雰囲気にできなかったのは残念だけど仕方がない。
防盾を小さくした事で、その上のカバー(C4)も小型化。上にあるモールドを生かすべく3つに切り分けてから小型化したのだけど、結局そのモールドが成形するのに邪魔で削り落として最後に作り直したので、2つに切り分けてやったほうが確実に楽だった。
大きな工作はこれくらいで、後は不要な装備品を付けない為の対応くらい。ホーン(C13),スコップ(C1),小箱(C16)は付けないので、取り付け穴を塞ぐ。ノコギリ(C30)はホルダー部分だけを切り出して貼り付け。それぞれ、穴を塞いだ後に鋳造表現を入れたのだけど、半端で取り付け穴が残ってしまい、塗装後に気になる状態であったので修正。その際、鋳造表現は消えてしまったけど、変に穴というか凹みが見えるよりはマシという事で。
プラウダのIS-2を作るにあたって、本当は履帯がIS-3用が正しい様だけど1/48では使えるものが無いのでそのままで。履いてる方より、予備履帯のほうが気になっちゃうんだよね。ロコ組で組んだのだけど、最終組み立て後に付ける事となる部品(C28,C29)があるから、少し面倒ではあったか。
あと、キューポラのハッチは2枚とも平らなのが正解だったのだけど、完成してから気付いたのでそのままという事で。
塗装はアーマーモデリング誌の特集でのカラーレシピを参考に調合したもので。マーキングは、ナンバーは白デカールで自作したものを切り抜いて貼り付け、校章はガルパンデカールから。
完成状態。
砲塔の後の空間のディテールの密度感がなかなかに面白いですよ。グリルまわりのスミ入れとか楽しかったもので。
変更した砲搭まわり。意外に小改造で形になって良かったですよ。
先に作っていたノンナを乗せて。これでだいぶ強そうに見えるかな?
キットのデキが良いので、工作自体はかなり前に済んでいたのだけど、やはりマーキングがネックになったというか。劇場版になってナンバリングが白文字になったので、自作デカールだと大変だった。ホント、1/48もフォローしたガルパンデカールが欲しくなってしまうもの。
それでも、苦労した甲斐もあってか存在感のあるIS-2が手にできたのは嬉しいよね。