普通に仕事。今日も低調気味だったかな。
少し残業してコンビニで晩御飯を買って帰宅。『平家物語』の最終回を見ながら晩御飯を食べる。
夜は地味な工作をひたすらしていて時間が過ぎてしまった。
『平家物語』は毎回楽しみに見ていたアニメになったけど、最終話も期待以上のもので。壇ノ浦の合戦をしっかり描きつつ、平家の滅亡と関係するものたちの行く末を30分でここまでしっかりと美しく描けるものかと。
元々1クールという期間で描けるものなのかという疑問と、オリジナルキャラクターを出す事での不安もあったけど、1話からそれらは払拭されて見入ってしまったというもの。勿論、エピソードの取捨選択に駆け足感はあったけど、テンポの良さ故に楽しさと判りやすさに繋がっていたとは思う。それでも、ざっと調べる感じでは要所はしっかり拾っていたらしいし。原書に触れていないので、実際の塩梅は判らないけど。
京アニ所属の監督の力量のあろうけど、やはり脚本の吉田玲子さんの手腕と仕事ぶりには感心するしかない。この作品は先にFODで先行配信されて完パケ納品であったろうから、だいぶ前に書いたのではあろうけど『フラ・フラダンス』『岬のマヨイガ』『すみっこぐらし』等々の良い映画が連発していたところだったので、更に原書への読み込みが必要であろう『平家物語』をここまで仕上げてきたというところに、その才能と仕事量の凄まじさを感じるばかりで。『ガールズ&パンツァー 最終章』の脚本は数年前に完了している筈なので、次の新しい作品でどんなものを見せてくれるのか楽しみになってくる。