突然のニュースに驚く。
今シーズンは、昨年からのゴタゴタで生まれたオリックスバファローズを率いていたのに、こんな事になるなんて早すぎる。体調不良で監督を退いていたのは聞いていたが、そこまで深刻な状態であったとは。
低迷するプロ野球に、まだまだ刺激を与えてくれると思っていただけに本当に残念な事だ。
プロ野球の近鉄とオリックスで監督を務めた仰木彬(おおぎ・あきら)さんが15日、福岡県内の病院で死去した。70歳だった。
データを生かした緻密(ちみつ)で、なおかつ大胆なさい配は「仰木マジック」と称賛された。近鉄では野茂英雄投手をエースとして起用、オリックスでは、無名だった鈴木一朗外野手(現マリナーズ)を「イチロー」の登録名で、7年連続首位打者を獲得する球界のスーパースターに育て上げた。