ライダー系から始まった、新しいバンダイの可動フィギュアシリーズに、ドモン・カッシュが登場。このシリーズも気にはなっていたので購入。
ドモンで2500円なので、figmaやリボと同等の可動フィギュアと考えればいいか。
まずは、苦言から。
オプションとして付いてくる顔に、ブリスターの赤が移ってしまっている。開封時に、セロハンテープに赤が移っていたのを見た瞬間からヤバイとは思ったけど、ここまでくっきり付いてしまうとは…。
完全に浸透しているので、うすめ液などでのクリーニングは不可。
本体や、他のオプションは塗装や素材が異なってるので、被害は無し。
そこまで考えてるのかどうかわからないけど、これは致命的なミスかと。こういう部分において、バンダイの魂シリーズは品質の低さが目立つ。
購入する場合は、それを踏まえる必要があるかと。
まずは素立ち。
プロポーションというかスタイルはデザインのせいもあってか、正に可動素体そのもの。
表情が印刷でカタい感じだけど、ドモン・カッシュというキャラクターの表現としてはいいのでは?うしろのハチマキが、極小ボールジョイントでちぎれそう…。
オプションは顔が2個,手が13個,ビームタスキ,ビームソード,光球が付属。あと、展示用のスタンドで、ベースがコクピットを模したもので。
動かしてみると、デザインよりも可動を優先させた割り切りのおかげで、思った以上に動く。関節がオリジナルの構造で制約が無いので、適材適所の素材や構造の使い方は、バンダイがこのサイズの可動フィギュアを熟成させてきた結果だと思える。
一番特徴的なのは、つま先の可動。独立して立たせるにはあまり意味無いけど、スタンドとの組み合わせでは、いい表情を出せるのでは?
意外にこのスタンドがいい。アーム部分は中途半端なんだけど、フィギュアを挟み込む部分がシンプルだけども、キッチリホールドしてくれるのが頼もしい限りで。
オプションとの組み合わせはこんな感じ。
完全に割り切った形になるけど、明鏡止水のポーズ様の顔と手が付属。まぁ、印象的なポーズだけに嬉しいか。
プロポーションとしては可動フィギュアとしての要素が強いのでやや辛いところはあるけど、ドモンというキャラクターを考えると、こういうよく動くアクションフィギュアが出たのは実に嬉しい。
豊富なオプション類で、劇中の印象的なアクションは殆ど網羅できると言っていいのでは?
ただ、それだけ遊べるアイテムだけに、顔の部品への色移りが残念で仕方が無い。<おまけ>
MG Gガンダムと組み合わせてみよう〜。
こうなると、アクション重視と言われたMG Gガンダムも、動く範囲の狭さにもどかしくなるね。