※※ 注意!! いつも以上に写真多いです! ※※
朝、出る前に安全カミソリでヒゲ剃ってたら、顎を切って血が出る事態に。
なんとか支度し、ニーグラ氏と合流し一路那須へ。
まぁ、今回はニーグラ氏のMR2で行ったのだが、真っ直ぐ行くのもなんなので白河→甲子→那須湯本経由で那須ハイに行く。
甲子の道路の面白いこと、アップダウンも盛りだくさんのワインディングロード。自分のクルマじゃないのが残念だったけど、MRの動力性能を助手席ながら楽しんでの行軍は充分すぎるほど楽しめるもので。
今度は自分のクルマで攻めたいもんだ。山の上のほうも気になるし。
11時過ぎには那須ハイへ到着〜。
天気も良かったので寒くなかった。まだ紅葉もキレイな状態だったのは予想外の産物。
那須ハイに入場してからは、すぐに海洋堂展へ。
入り口ではBOME作の巨大綾波と、ドラゴンがお出迎え。*1
中に入ると、エヴァ,特撮,美少女フィギュア,北斗の拳,食玩,恐竜,リボルテックといった感じで大きくコーナー分けがされており、実際の製品*2を展示して見せるといった内容で。
パネルとしての説明は、入り口での歴史年表と、各コーナーでの原型師の紹介といった具合で。原型師にスポットが当たる展示というのは嬉しい限りで。
全体としては、80年代後半を含みつつ90年代から今までの作品を通じて、日本のオタク文化の流れと、「食玩」を通じて日本中に立体物としてミニチュアを浸透させた海洋堂の仕事と功績を見せたものとして面白いものであった。
もう少し、黎明期の紹介があってもいいかと思ったけど、粘土でのナウシカの原型や、バキュームフォームでのガレージキットも展示されており、不十分とは言えなかった。
まぁ、何にせよ自分にとって昔から一番馴染み深い「ガレージキット」メーカーである海洋堂の展示品だけにワクワクせずにいられなかったのは事実。*3
たくさんあった中からいくつか。
「銀河漂流バイファム」のマルロ&ルチーナ。HJ本誌で見た事あるけど、実物は初めて。
ドラゴンボールシリーズ。ガレージキットとして、当時に出していたのは海洋堂だけだった様な気がする。ジオラマシリーズは、本領発揮の品だよなぁー、と。後にも見所あるんだよね。
ルパン三世より。思ったより、フィギュアを出していたのに驚いた。
そして、「カリオストロの城」のカリオストロ城プレイセット。いつぞやのワンフェスかホビーロビーで見た記憶が。これを出す事ができた企画力と技術を持ったメーカーとして、ガレージキット界の大きな柱の一つとして見ていた事を思い出した。*4
屋根の上に、ルパンがいるんだよね〜。
田熊勝夫のマジンガーとコンV。スーパーロボットらしいスタイリングの素立ちは大きさも相俟ってカッコいい!
初期から関わっていたパトレイバー関連。田熊勝夫のスタンダードなスタイルと、速水仁司の流れのある造型。いやぁ、ホント欲しかったんだよ…。
そして、佐藤拓のヘルダイバー!
香川雅彦の作品群。柔らかい造型が魅力なんだよね。
巨大な女神3人の像。これも一般販売したハズなんだけど…。
小田雅弘のキュベレイも!!!!!!バインダーの膨らみとか、ガレージキットでよく出したもんだと思う。プラキットでは出せない味のある一品。
ミニヴィネット系も多数展示。
現在の海洋堂の流れのメインのひとつ、エヴァ関係。思った以上にいろんなアイテムを出していたのね。*5
松村しのぶの初号機。カッコイイ!!
木下隆志の初号機。…カタイなぁ…。
特撮ヒーロー系。この辺はソフビキットで出てたと思うけど…。ギャバン&シャリバンがカッコイイ!!
木下隆志の大きい1号&2号*6やっぱり、木下隆志はこっちが魅力だよね。ベルトの腰まで含めて、スーツの再現を行ってるのが素晴らしい。
そして、更に大きなサイズ。
大きいといえばやっぱりあったコレ。酒井ゆうじの1mゴジラ。以前、ホビーロビーの入り口に飾られていたものだそうで。行った時には、こいつの口に拳入るかな〜と遊んだ事もあったっけ。
また、当然の様にある1/1グレムリン・モホーク。コワイ!!いや、ホビーロビーとかに展示してあった時からコワイとは思ってたけどww
怪獣関係は、あとは平成ガメラがあったけど、ゴジラ関係が少なく残念。酒井ゆうじのガメラと品田冬樹のレギオン。
大魔神様もいたけど、さすがに御本尊*7は来てなかったか…。もうどこにも出してないのかな?
「北斗の拳」コーナーでは巨大ケンシロウがお出迎え〜。
今回知った事だが、和製アクションフィギュアの最初となったのが「北斗の拳」シリーズだとか。*8動きの楽しみと、バカバカしいアイテム展開が似合う、って意味でも相性が良かったんだろうなぁー、と見てる。
最後には、新シリーズのリボが展示。過去のアイテムからの事を考えると、今回のリボは妥当な流れだったんだと、改めて実感。
食玩等々。思った以上にいろんなものに手を出していて驚き。「こんなものも絡んでいたのか」と思うアイテムがあちこちに。いやぁー、「手を出さずにおいたほうが身の為だ」と思ったアイテムもいっぱいあってネタが尽きないw
展示してあった、一面のペンギン。ずるいよ、数にまかせたこの展示はww
美少女フィギュアとして、BOMEの作品を中心に展示。やっぱり、この人の作風は腿が太いのがポイントなんだろうね。もちろん、アニスは無かったよ!!
そして、海洋堂のらしさといえば、恐竜。最近はHJで見なくなってるけど、こういう造型がもっと世の中に出れば、と思う。世界的な評判は高いハズなんだけど。
最後は、現在もっとも売り出したいリボルテックの展示で終了。いやぁー、パトのシリーズを並べられると、「買わなくてヨカッタ」とホント思える数が出てるよね〜。
最後にリアルダンボーが!!いやぁー、いいねぇ〜。
なんだかんだで1時間近くゆっくり見る。*9
最後に物販があったけど、レアものは無かったので何も買わず。いやはや、海洋堂に限らずなんでも売ってたのには苦笑したけど。
那須ハイに来たなら、やっぱり「レゴは見なきゃ!」という事でレゴ館へ。
…想像を絶する街並みがありました…。なんでも、全国のレゴ好きのアマチュアの人達が集まって作ったらしいんだけど、その大きさは勿論の事、その中の物語性というか生き生きした描写にただただ感動するばかりで。
色んなところで、色んな生活が描かれているから、どこから見ても楽しめる。こんな、立体作品は初めてだ!!
常設展示の街並みも、渋谷と浅草に変わっていたり。浅草の、赤と黒のコントラストがカッコいい!!
おなかも空いてきたので、那須ハイを後にし、ジョイア・ミーアというイタリアンなレストランに行く。
まぁ、ピンポイントで狙って行ったけど、かなりの混雑。通されるまで30分以上待ちましたよ。
んでも、確かに美味しかった!!
その後、SHOZO CAFEに行き、美味いコーヒー飲みながらクルマ談義に盛り上がる。
ホント、スバルが似合わないと思える人はいるもんだ。
暗くなってきたところで、帰途につく。
白河に入ったところで混雑してたので、わき道にそれたけれども、6時くらいには郡山に帰還。
いやはや、思った以上に充実した日だったなぁー。