銀河鉄道999

見て思ったけど、やっぱり今回が初見。前に観たのは「さよなら〜」だけの様で。
テレビ版もそんなに見てたわけではないけど、銀河鉄道という特性を生かした所々での停車という面白さは損なわれているけど、鉄郎の物語としては十分。冒頭の機械の体にこだわるセリフから、ラストまでの成長を考えるとエピソードの描き方は上手いなぁ、と。
もちろん、そこにエメラルダスやハーロックを組み入れようという強引さは見られたけど、それでも展開としてはいいわけで。まぁ、井上真樹夫ハーロックが見られただけでもお腹いっぱいなのよ。でも、トチローとアルカディアの話が999という映画の中に組み込まれてしまうのは面白いけど、ちょっとショック。
この映画では、鉄郎がテレビと違って少し成長したスタイルで出るわけだが、その表情が松本零士色が強かったり消えたりと、結構難儀していた様にも見える。金田作画も混じってたし。でも、思った以上にアニメーションらしい動きだったなぁ、と。
ともかく、冒険,旅立ちというワクワクする要素を詰め込んだ作品だったので素直に楽しめた。テイキングオフの流れる、出発のシーンは実にヨカッタ。
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