ラストマン・スタンディング

先に見た「用心棒」関連としてレンタル。劇場で観たはずなのに、空気感を含めて全然覚えてなかった・・・。テレビで見た記憶もあるのだが、日曜洋画劇場淀川長治さんの最後の解説の時だったかは不明。
「荒野の用心棒」と異なり、こちらはちゃんと製作権を得て作成したものの様で、クレジットにもオリジナル脚本として黒澤明&菊島隆三の名前も挙がっているわけで。それを翻案し監督したのはウォルター・ヒル
主人公をブルース・ウィリスが演じてる事もあり、物語は淡々と進むもので。舞台も、禁酒法時代のアメリカのどこかという設定で、クルマは出てくるは、ギャングが対立してるわ、オートマチックの拳銃やマシンガンは出てくるわ、という感じ。そんな設定だから、抗争というか戦いはバイオレンス性が高くなるのは仕方がないか。スミスの拳銃の何発撃ってるか判らないくらいの撃ちっぷりは見事!!
やはり、オリジナルの殺伐さとユーモアが入り混じった演出には及ばないが、モノローグも入れて男の闘いを見せた、という意味では面白さはあったか。
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