台風通過後の晴れに

ネコとクルマ

昨日までの台風が去って、晴れの天気に。
そんなわけで、ラジオのCMでずっと気になっていた原発の見学に出る事に。


朝早くから出るつもりだったけど、起きるのが遅かったので、出たのは10時前。
288号を進んでいったのだが、都路を過ぎたあたりから前にダンプが連なってゆっくりになってしまったのだが、後にクルマが居なかったのをいい事に、30キロでノロノロして間を切った後にダッシュ・・・というのを繰り返したり。
双葉町に入った時にはお昼になっていたので、以前聞いていた請戸漁港の食堂を目指す。・・・が、難儀して探した挙句「臨時休業」だって・・・。誰かの閉店スキルが休日特典で降ってきたのを拾ってしまった様だwwまぁ、場所が判ったので良しとするか。
請戸漁港を通り抜け、移動する。


まずは近いほうから・・・という事で、福島第一原発へ行く。
県道というか、細い道から入っていったのだが、原発の敷地脇になると柵が2重に。柵の間の部分には地雷が・・・埋まってはいないだろうけど、監視が厳しそうなのは感じられる。

ひとまず、正面口の道路に入り「展望台」と書いてあるほうへ。
そこの駐車場に入ったら子猫が。なんていうか、人見知りしないネコなのはいいのだが、何故か足の下を潜る。しかも、リアクション豊富で色々やってくれるのはいいのだが、カメラを向けるとすぐにこっちに向かってきて足の下を潜るのはなんともww

ネコはさておき、展望台へ向かう。

もちろん、原発建屋からはかなり離れた位置だけど、炉心の建物とタービン&発電機の位置関係が判る様に見えるので、原発という建物を知るには十分。まぁ、なんだ手前の林なんか見てると怪獣を置きたくなってしまうわけでwwそれにしても、台風の残りか風が強かったな。
そういえば、駐車場の脇にはこんなものも。ちなみに、モニタリングポストってものを知ったのは「ゴジラ('84)」ね。

展望台を降りて、サービスホールへ行く。

建物は小さいけれど、展示内容は縮尺模型等が充実していて判り易かった。そして、原発内部の作業エリアを模したツアーがなかなか面白い。炉心の説明パートは1/4だけ造った模型を鏡に映して円形に見せるというトリック的なセットもあったりして。
この施設、外には子供用の遊具もあったりして、東京電力頑張ってるなーと思える。


第一を後にして、第二を目指す。
が、富岡町の中心部に入ったあたりで「エネルギー館」とやらがあったので入る。

こちらも説明用の展示館。原子力発電に関する説明も一通りあるけど、放射線を可視化する装置が面白かったか。あんまし理解してないけど。
でも、この建物は町の中にあるので、展示よりも子供用の遊具が大半を占める事もあって、子供連れの母親の憩いの場所になっている様で。行った時も親子が何組もいたり。それに、何故かジブリ作品のグッズ販売所になっていたな。
そんな「エネルギー館」を後にして、事前に気になっていたハーブ園の「ふくに富葉苑」に行ってみる。ホントに第二原発の傍にある・・・というか、住所だと『原発構内』になってるし。
時期が外れていたせいか「花がいっぱい」というわけではなかったけど、整備された花壇と日本庭園があり、なかなかゆったりした感じ。レストハウスでは、ハーブティーやハーブのドライフラワー飾りとかで、その香りで満ち溢れてたし。
規模は小さいけれど、コンセプトを持って造られているので、花がいっぱいになった時にはキレイだろうなー、と。

但し、『原発構内』って事でセキュリティは厳重。入り口は檻状になっており、入園には名前と住所の記帳しての手続きが必要。園の奥に行くと原発のメインゲートがあるので、そちらにカメラを向ける様な素振りを見せると警備員が寄ってくるし・・・と、やや緊張感が伝わってくるから、癒しとしてどうなのかねww

ハーブ園を出た後は、どうも他の施設を見る事はできなさそうだったので、その場を後にする。
まぁ、なんだ。セキュリティの度合いはやはり火力なんかとは比較にならないね。


ひとまず、6号を南下。
道の駅ならはに寄って、遅い昼ご飯。ついでに、温泉用装備はしていたので、ここにある温泉に入る。
道の駅の温泉だけど、思ったよりもしっかりした造りだった。泡系の風呂が充実してるのね。お湯はぬるめだけど、運転後にゆっくり入っているには丁度良かったかも。
温泉から出てからは、6号線を更に南下して49号に乗って郡山に帰る。そういや、49号でランエボIX MRのパワーをまざまざと見せつけられたりも。


気付けば今日の走行距離は200キロちょっと。
まぁ、走行距離よりも見学時間が思った以上に長かったけど、その分得るものが多かったから良かったかねぇ〜。