シリアナ

見直す為にレンタル。劇場で観ただけか。
最初に観た時は複雑な構成で何がなんだか判らないうちに終わった感じだったが、今回改めて見たら大分理解できた･･･とは言っても、読み解いたと言うには程遠いのだが。どうも、間接的に暗躍している弁護士の部分が納得出来ていない。
中途半端な理解でも、"9.11"以降の世界情勢･･･というか中東に関するアメリカの動きなんかを俯瞰して見られるのは面白い。そこに華をそえるのはジョージ・クルーニーをはじめとする豪華で説得力のある役者陣か。この辺は、製作のソダーバーグらしいものだと感じられるわけで。
まぁ、判らなくなってるのは複雑な人間や組織の構図の他に、色々な場所で展開される物語の時間経過が感じられないのも要因か。
もう少し、世界情勢を整理したうえで、あと2,3回見れば理解できる･･･かな??