小惑星探査機"はやぶさ"帰還

ここ数日の帰還のニュースがあがるまで存在そのものを知らなかった小惑星探査機。7年もの旅から帰ってきたそうな。
つくばで実機を見た事もあり、時折話題に上る"きぼう"のほうに関心がいっていたのだが、ここ数日のニュースなんかでその経緯を知ったのだけど、なかなか壮絶な旅だった様で。何より、トラブルがあってもなんとか帰還にこぎつけた技術者がたの能力とやり抜いた姿勢には頭が下がるばかり。
回収されたカプセルの中身はこれからだけど、期待は高まるばかりで。

宇宙航空研究開発機構JAXA)によると13日午後11時前、小惑星探査機「はやぶさ」の回収カプセルが地球の大気圏に再突入した。エンジン故障や通信途絶など、数々の困難を乗り越えてきたはやぶさは、約7年間の宇宙の旅を終えて帰還した。

それにしても、今日の夕方のニュースでも言っていたが、この計画の予算は縮小され続け、次の機会が判らないというのが残念なところ。先の事業仕分けでも対象になったとか。コメンテーターが「こういのうは一番じゃなきゃ駄目なんです」と皮肉交じりに言っていたのが、印象的で面白かった。


そういえば、回収カプセルを大気圏再突入の熱から守る為の技術として、表面にコーティングした物質が高温で燃焼する時に発生するガスで、本体を熱から守る・・・という話は実に興味深かった。