ベクシル 2077日本鎖国

見直す為にレンタル。劇場で1度観たきりで。
ロボット技術の発達のうえにウィルスで日本人全員ロボット化で破滅とか、日本全てを情報的に鎖国してしまうという諸々の発想は面白い。ただ、最初に観た時にも気になったジャグの設定がどうも…ロボットになりきれなかった人達の怨念が怪物に、ってのがSFだか伝奇ものなのか分からなくなる感じ。マリアの名前とか、言葉の壁が無いとかつっこんでいいのか迷うところは多々あったりもするわけで。それでも、それらを踏まえた上での脚本だから…。
でも、以前の印象よりは面白かった気がするけど、それは期待値の低さ故か?まぁ、ベクシルのキャラデザイン自体は好みだし、5年前とはいえCG表現で気になるところが無かった事もあるのか。
そういえば、ベクシルを演じたのは黒木メイサだったか。普通のしゃべりはそれなりだけど、感情を露にした時の台詞の発し方は少し気になったか。他のメインキャストを演じた松雪泰子谷原章介はさすがという安定さ。
なんだかんだ言っても、見直してみると話題にならなかった映画だなぁ、ってよく判る。
このレンタル仕様のDVD、本編の後に別作品の予告が流れるという面白い構成だった。
ベクシル-2077 日本鎖国- [DVD]