第7鉱区

未見の作品としてレンタル。
韓国と日本の間にある海の第7鉱区にある石油採掘船を舞台としたモンスターもの。冒頭の過去シーンが1985年という設定だったのだが、それは日韓の共同採掘とかの実際の話に繋がるものの様で。
採掘船という限定空間であり、怪物登場時は外は嵐というシチュエーションで、やはりサバイバルものの要素が。まぁ、パッケージで「エイリアン」のリプリーを引き合いに出すあたりで、ヒロインは1人最後に残るのは判っているんだけどねw
前半はそのサバイバルで次々に殺されるキャラクターを日常描写で描くもの。ここで、ショットガンとかバイクとか小道具の準備もしっかりと。そこからモンスター戦に繋がるまでは、サスペンス要素もあるのだけど、盛り上がりに欠けたかなぁ…。
そして、そのモンスターは、信頼していたヒロインの叔父が過去に石油の代替として使おうとした生物を成長させたものだったという展開が。ひとまず、突然ライターで燃やしたりという演出があってハラハラしたけど、ちゃんと理由付けされてて安心wこのモンスター、幼生態はクリオネっぽいものだけど成長態は骨格がしっかりしてて不思議。でも、クリオネらしい下半身構造や、クリオネの食事風景を考慮すれば有りなデザインではあるかと。
物語は叔父のくだりが面白いポイントだけど、あと想像の範囲内の物語というか。むしろ、リプリーと並べたヒロインが冒頭の石油採掘では男勝りな感じが出てたけど、終盤のバトルではいまひとつ印象が弱かったというか…。あと、彼女がバイクに乗るシーンの合成跡がちょっとキツかったかなぁー。
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