特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!

テアトル6、評価★★★
特命戦隊ゴーバスターズ」の映画版。とはいえ、尺が30分程度と短く。
その分、冒頭のキャラ特性が判るアクションシーンなんかは見ごたえ十分。吊りやデジタル合成、そして古典的な逆回しもありでの嬉しいアクションシーン。何より、劇場のサラウンドで響く「レッツ!モーフィンタイム!!」の音の広がりには感動。
物語は新メカが出てくる意外は基本的にはベタなゴーバスターズの物語。ベタな分、見所満載なメカ戦はオープンセットの豪快な撮影で実に満足。
スカイツリーの陰に隠れつつある東京タワーに焦点を与えたのも良かったな。スチームロイドが階段で引っかかったりとかもあって。<以下核心メモ>
当然の如く、新メカであるフロッグとゴーバスターオーとの合体が。ただ、合体そのものよりも、ジェットスキーで突撃するシーンの盛り上がりが好きだ。
ビートバスターの陣マサトが本編で登場した頃の撮影とあって固さがあったけど、それ以外のキャラクターはいつも通り。リュウジが自らの意志で暴走するという作戦はあったけど。
そんな中で異彩を放ったのが、東京エネタワー付近への亜空間の転送を阻止した時の、黒木司令官の「ヤッターーー!」の歓声が全くの想像外で意表を付かれた。その後の取り成し方もニヤニヤしてしまうもの。