ジングル・オール・ザ・ウェイ

見直す為にレンタル。BDで視聴。劇場で観た他、テレビでも流した程度で見た覚えも。
シュワルツェネッガー主演で、クリスマスイヴに子供へのプレゼントを手に入れる為の父親を描いたコメディドラマ。劇中で「ターボマン」という架空のヒーロー番組が登場し、そのアクションフィギュアをめぐっての物語となるのだが、当時人気のあった「パワーレンジャー」に関する話を元にしたとかで。
とにかく、玩具をめぐってのドタバタコメディという事になるのだが、その競争相手というか協力相手として登場する郵便配達員マイロンとの絡みが多いもの。それが、コメディにしても大仰なものが多く、面白いというよりは呆れるという感じ。更に、終盤ではクリスマスパレードに登場するターボマン役に、シュワルツェネッガー演じるハワードが人違いでなってしまい大立ち回りをするのだが、この辺りが劇場で観た時と同様にやりすぎに見えて面白さが感じられないというか。
製作にクリス・コロンバスがおり、彼らしい雰囲気の笑いに近いのだが、変に空回りしている様で居心地が悪いというのが感想か。正直、劇場で観た時より確実につまらない映画だったと感じたわけで。コロンバス自身が監督していれば変わったのかなぁ・・・。
それでも、エンドロール後にツリーの星飾りを無事に付けて、家族円満なクリスマスを迎えられ・・・と思ったところで、妻へのプレゼントが・・・というオチで終わるのはやはり好きだ。
気付けば息子のジェイミーを演じていたのは、エピソード1でアナキンを演じていたジェイク・ロイドじゃないか。無垢で、約束を守ってくれない父親に対する不満を出す姿は、実に子供らしい可愛さであった。
ジングル・オール・ザ・ウェイ [Blu-ray]