「東京モーターショー2013」の話(その2)

東京モーターショーの話の続き。
トヨタから。
"TOYOTOWN"というCMのイメージでの展示で、CMに出てくるキャラクターというか俳優等が大きなスクリーンに映されたり、案内のパンフレットにも登場。少し不思議な感覚はあったかな?
一番楽しみにしていた、86のコンバーチブル仕様。なんか、以前に映像とかで見た印象と異なって、かなりモッサリとした雰囲気だった。リアの処理が半端というか。ソフトトップらしいが、閉じた時にどうなるのかが気にはなったけど、それは想像もできない感じ。

燃料電池車のFCVコンセプト。テレビの紹介で情報は仕入れていたけど、こういうクルマが走る時代も近いのだろうね。

コンセプトカーの中で、ものすごく心を惹かれたのが、このi-ROAD。電気式の2人乗りなのだけど、デモ走行での軽快さは乗ってみたくなる。フロントの部分が曲がる際に伸縮するのも、ギミックとしてのポイントが高い。


市販車コーナーにあった新型ハリアー。フロントまわりがカッコいい!…と思ったら、モデリスタ仕様なのね。それを知れば納得という感じ。

そして、ハイブリッドレースカーのTS030。こういう活動がわかる展示はやはり嬉しい。

トヨタトヨタでも、トヨタ自動車東日本にあった参考出品車が面白かった。
これは、アクアのオープン仕様。"AQUA AIR"という名前。元々デザインのまとまりがいいアクアだけど、このオープンの仕上げは素敵。やはり、オープンカーはリアの間の持たせ方だよなぁー、と。このスタイルであれば、かなりいけると思うのだが。


そして、高級使用の"PremiAQUA"。クラウンあたりの意匠を取り入れたものだけど、意外にマッチしているのではないだろうか?

次はレクサス。
やはり目を引いたのはRC。素直に美しいと思わせる、プレミアム感漂うクーペ。クーペの美しさを存分に発揮してるんじゃないかという存在感には見入ってしまった。フロントの立体的な処理もいいキャラクターになってると思う。このくるまの内装部品を手がけるメーカーの人に話を聞いたのだが、シフトレバー手前にはナビ等の入力に使うタッチパッドが装着されてるそうな。RCでは文字等の入力に使うものだけど、今後の展開としては文字を知らなくても丸や三角等の記号を書くだけでも入力対応ができるかも…という提案が興味深かった。

続いてダイハツ
やはり気になるのはコペン。軽自動車規格なのだけど、意外と大きく見える。フロント部の厚みがあるからだろうか。

今度のコペンは樹脂外板を交換してスタイルや色を替えるというギミックをウリにしているもの。普通の街乗りをイメージした様なR MZとワイルドな感じのX MZの2種。名前を変えているだけあって、それぞれの雰囲気はだいぶ違う。自分としてはX MZの玩具っぽいリア周りが好みかな?これを、どちらの外板を持っていて気分や状況で使い分けられれば楽しいだろうな…と思いつつも、パーツ代をリアルに考えちゃうのがなんとも。骨格状態はデモ映像で出ていたけど、その状態での展示もあれば良かったのね。




もう1台あったコンセプトカーのDECADECA。これまたコンセプトらしい観音開きドアが目を引くけど、サイズいっぱいを優先している軽でも、まだまだこういう車内空間やユーティリティーの高さをアピールするクルマがあるのは嬉しい。単なる移動空間でなく、何かをする相棒として考えられるという感じで。

今日のところはここまで。