ドラゴン危機一発

未見の作品としてレンタル。BDでの視聴。
ブルース・リーの主演作は初めて見たのだけど、初主演らしいこの作品を見てもその独特の存在感は判るというもの。多くの出演者が格闘の心得がありそうな人ばかりなのだけど、その中でもリーのしっかりした重心には確かに感心するしカッコいいと思える。そして、そんな強さとは別に見せる人懐っこい笑顔がまた魅力であったのだろうと。
映画としての物語は完全な悪人を据えてのもので、しっかりしたものであった。そして、戦いのシーンでの血糊の量もあるけど、その他にも意外に残酷な表現が多かったのが印象的。直接的でないところでもかなり嫌な表現があったりで。
勿論、時代故に全体のテンポとか香港映画らしい表現は気にならなくはないが、当時のインパクトはどれほどであっただろうかと想像はできるものであったかと。
ドラゴン危機一発 [Blu-ray]