炎のメモリアル

消防士ものという事であったが、完全にもう「消防士賛歌」って感じで。
冒頭の、火災現場への目線が消防士全体から段々と、ヒーローたる主人公に寄っていく様はドラマチックで好き。そこからは、その主人公が事故にまきこまれた後から、思い出を交えてコマ切れみたいな展開になるのだが、ラストへの盛り上げには必要な演出だったかと。あと、この邦題は見事だねぇ。
それにしても、主役がホアキン・フェニックスジョン・トラボルタという事で危ないのでは?と思ってたけど予想以上にいい演技を見せていたのでヨカッタ。ホアキン・フェニックスの年齢不詳ぶりも味になってたし。
なにはともあれ、消防自動車が一段とカッコ良く思えるようになる映画だったかと。

そういえば、パンフには曽田正人のイラスト付きの解説があったなぁ〜。