マイアミ・バイス

テアトル8、評価★★★★★
旧テレビ版は見た事ないので比較はできないが、実に素敵すぎるマイケル・マンの映画であった。いつも通り男達のカッコ良さが光る映画であったのだが、今回はいつも以上に女性との絡みが表に立って物語を進めていたのが面白い。
全編、緊張感に溢れ、更にスタイリッシュな映像で一気に観られる一本という事で。その中で、爆発的なエネルギーを持つ銃撃戦は物語の終結への流れもあり見事なもので。
コリン・ファレルジェイミー・フォックスのコンビは思った以上にハマっていたか。<以下核心メモ>
ソニーが恋愛関係に陥るイザベラが、悪の手先というよりは、悪事に手を貸すキャリアウーマンであると同時に、ホント女らしい女性だったのが物語に面白みを与えていた。
潜入捜査というものがクローズアップされる物語かと思っていたら、その捜査の展開の中で、必要な時にはバッジを掲げて突入するという緩急の付け方がリアル感を与えていると同時に、映画の中でいいアクセントとなってると思える。