バイオハザード3

テアトル5、評価★★★
砂漠でアンデッドがワラワラいるから、どうかと思ったけど、ホラーというよりはアクションとしての色が強くなった3作目。まぁ、終末的な雰囲気のサバイバルものという側面も強いけど。
冒頭は、前作とリンクしたシチュエーションで、連作としての流れも十分意識した作りで面白い。
1時間半という事で、アクション映画としては一気に見られるいい映画だったかと。仕掛けが大掛かりになっても、寸止めで破綻してないし。
それにしても、SONY製作だけあって、SONY製品が活躍してたな。<以下核心メモ>
冒頭のアリスの死が、クローンであるという事から、オリジナルを巡っての話…とは、思っていたけど最後にクローンがオリジナルを助けるという展開は面白かった。しかも、そのクローンの数がとんでもない数で、それが日本にあると思われるアンブレラの本部に乗り込もうとする最後はなんとも。続編つくるのかね?
ラスボスに相当するのがイアン・グレン。悪さ全開の博士はカッコイイ!!。結局アンデットに咬まれ、抗アンデット剤を撃ちすぎてタイラントになるって展開は映画としてはいいんでないかな?でも、音声合成で、命令を偽造するセコイ博士なんだよな。
そのタイラントを倒すのが、1作目に出ていたレーザートラップってのが、前作を観てると、ニヤリとさせられる。まぁ、冒頭のクローンアリスのテストから既に出てるんだけどね。
カルロス、カッコえぇ〜と、思っていたらあえなく血路を開く為の特攻で命を落とすとは惜しい。