ニキータ

未見の作品としてレンタル。
殺し屋の女性の物語･･･と思っていたが、どちらかというと国家の秘密工作員の様で。しかも、前半ではヤク中で警官殺しをした少女が、訓練を受けて･･･という件もあって。
ビジュアルとして知っていたデザートイーグルを構える姿や、ステアーを構える姿は少しだけどだったのね。
ただ、殺し屋と言っても非情さだけではなく、普通の生活をして、少女らしい無邪気さも持ち合わせたキャラが印象的。それでも、任務遂行時の鋭さもあるわけで。それを演じたアンヌ・パリローの素晴らしさは特筆もの。特に、訓練時期に鏡の前で表情を作ろうとするシーンのなんとも言えない表情は見事。
あと、後半に少ししか出ないのだけど、ジャン・レノ演じる殺し屋のヴィクトルのインパクトは圧倒的。
派手な殺し屋の映画を想像していて肩透かしをくった気分ではあるけど、面白いほうのリュック・ベッソンの映画が見れたから満足かな。