1/1 ガンダム考

見てきたガンダムについて、自分なりにまとめ。

現地にあったのは「リアルなガンダム」…というよりは「1/1のカッコいいガンダム」といったところ。その表現は実に模型的であり、これまでのガンプラやトイでトライアルされてきたガンダムの記号の集合体というところか。言うなれば、「ガンダム Ver.Da」か。
但し、そこに盛り込まれたディテールや情報量は1/1というサイズ故のものであり、既存の模型ではとても入れられないもので。肩のマーキングはよく見るものよりも小さいけど、それ以上にパネルの塗り分けや、ネジなどの部品*1で与えられる情報が多いので、舞台章等のマーキングは今回の場合はキャラクターとして見せるのに、逆に重要じゃないのかも。

昔、ボークスの1/35を見た時の衝撃も大きかったけど、今回の情報量はまだまだ整理しきれてない感じ。ある意味、モデラーに対しての挑戦状とも言えるのでは?「この情報量はミニチュアキットには入れられないでしょ?」って感じで。


それでも、HGキットにも有り、最近は必ず表現されるハードポイントが無かった。サイドスカートはともかく、腕の部分は該当箇所がパネル構造になっていたので、もしかしたらミッション毎に換装する・・・って設定なのかな?
腕といえば、演出も兼ねてるだろうけど、開閉式と思われるライトが付いているのが面白かった。連邦はMSを使っての精密作業も考慮していたのか?とか。


肝心の大きさは見上げるだけで比較するものが無く、「大きいなぁ〜」という印象でしか無いのだが、あの高い位置にあるコクピットには座りたくないと思った。それよりも、ホワイトベースのデッキの大きさを想像した方が怖くなったり…。
まぁ、間違い無いのは、ガンダムが歩くと人は踏み潰されるって事かなw
こういう時に、実在の戦車や戦闘機を見た事が無いというのが悔やまれる。あと、1/1タコもね。

*1:今回の、現実に構造物として必要な部品も含む