プレデターズ

テアトル2、評価★★★☆
プレデター」シリーズとしての新作。タイトルからも判る通り、今回は複数のプレデターが登場するのだが、舞台は地球ではなく、どこかの狩場となる星に地球の、猛者達が集められて…という展開になるのだが、集められた面子は判り易い記号をもったものばかりなので、すぐにサバイバルの様相に。判り易い分、キャラに厚みが無いのだが、許せてしまうのは作品故か。
サバイバルの要素が強いせいか、中盤までプレデターが姿をほとんど見せないのだが、終盤でのなんでもアリの展開で、プレデター映画としてはいいんじゃないかと。テンポは良く無いんだけど…。
それにしても、エイドリアン・ブロディが思ったより引き締まってる体を見せてくれたよね。


〈以下核心メモ〉
終わって見れば、ストーリーがあって無き物語。それなので、ジャングル戦は楽しめるけど。
ローレンス・フィッシュバーンがどこで出てくるの?という展開になったのだが、先に来て生き残っていた空艇隊員という役まわり。それで、後半に向けての急展開のフックか…と思いきや、コソ泥であっという間に消えるとはw
もうひとつの主役たるプレデター達は、今まで以上に個性に溢れていたけど、ちゃんと捉えられるシーンが少なくて詳細は曖昧なのが残念。でも、斬首が2度もあるとはねぇ〜。
曖昧といえば、色々な事が曖昧なのが、この映画のいいところ、なのかね?