3D映画体験

アバター」以来、一気に普及した3D上映方式での映画をやっと観てみる。
作品は、ポール・W・S・アンダーソンが"3Dを前提として作った"という*1バイオハザードIV アフターライフ」。先に2D上映で先に観ているので、内容を踏まえて3Dの効果を確認できるという事で。
ひとまず、上映と観た際のデータは以下の通り。
劇場:ワーナーマイカル福島 スクリーン4
3D方式:real D 3D*2
座席:G9 (前より7列目、スクリーン正面)
3D用眼鏡が、殆どサングラスという感じのもので確かに軽い。ただ、形がいまひとつなので人によっては痛いかもしれないなぁ、と。


映画中の3D効果は、2D版で観た時から"こうだろう"と想像していたシーンでは期待通りの効果。破片や水の飛び散りの手間に来る感覚には、さすがにのけぞる様な迫力も。
それでも、3Dの効果は"奥行きがある"というよりは、"手前に出てくる"という感じで、画面上にレイヤーを持っている様な雰囲気か。スクリーン手前際より前が出てくる・・・という印象かね?
あと、オープニングにてスタッフの文字が浮いてる感じなのは面白かった。映像トリックとして「パニックルーム」あたりでデビッド・フィンチャーがやっていたのを、更に効果的にした感じで。


効果が、もっとアトラクション的にガンガンとインパクトを与える様なものかと想像していたけど、意外に"映画を観る"という感覚では、今までの映画とさほど変わらないのは意外だった。
もちろん、今回観た作品の様にアクション要素の強いもののほうが、効果も強くて楽しめるという事か。
ひとまず、作品に拠るけども、3Dだからといって区別する事無く映画として楽しめる事は判った。特に、監督が3D前提として作った作品は、意図が伝わるので3Dで観るべきかなぁー、と。

*1:パンフに"キャメロンに製作中の「アバター」を見せてもらって3Dにした"という話が

*2:http://www.reald.com/