スバル WRX STi 4door A-Line 試乗

先日追加された、WRX STiの4ドア仕様。しかも、気づけば5ATのA-Line。外から見た際にリアウィングが無く、内装でオレンジのシートとパドルシフトがあったので違和感を感じたわけで。
専用シートは革製でホールド具合もそれなりだけども、座り心地は十分。同様の仕上げのステアリングと合わせてのドライビングポジションは悪くない。
後席もハッチ同様に快適。ホイルベースが伸びて、居住性が上がったとか。


スタートはボタン式だけど、右側にあるのが最近のクルマとしては、逆に違和感が。
まずはSモードでスタート。意外に想像よりモタツキが。パドルでの操作性は悪くない。
途中から、モードをS#へ。これで、ちゃんとエンジンが反応する感じ。とは言っても、以前ハッチの6MTを乗った時ほどの衝撃は無し。あくまでも、ATのフィーリングに追従する感じで。
今回の試乗で、デコボコした舗装の路面を通ったけど、足回りはすごいソリッド…と言うかフラットな感覚が強かった。姿勢が安定しているので、曲がりかたが素直な分運転は楽。ボディサイズも感じないし。
あと、停止時のエンジンの静かさは凄い。独特の低い音も確かに聞こえるけど、それなりのマフラーを付けているとは感じないレベルで。


ともかく、乗って感じたのは大人っぽいキャラクター。基本は静かに優雅に、そして時折熱くなれるクルマなんだろう、という感想か。
A-Lineは初めての体験だけど、エボX TC-SSTとは違って、載せるミッションでここまでキャラクターを変えてくるものなのね。