2011 東京モーターショー 〜コンセプトカー(その2)

コンセプトカーの続き。


マツダ
「魂動 KODO:SOUL of MOTION」というキャッチフレーズを掲げたエリアに展示されていた"靱(SHINARI)"。すごい攻撃的な顔というかフォルムというか。このクルマもそうだけど、ドアミラーが"ミラー"じゃなくてカメラになってるのも今回の展示車の中にはあるのね。

そして、ステージ上にあった"雄(TAKERI)"。SKYACTIVの到達点であり、次期アテンザ・・・という話もあるけど、展示車はその赤の美しさに驚き!靱よりも大人しいというか現実的なデザインだけど、やはり攻撃的だよね。

でも、フロントの横顔はエボXっぽいよねww


スズキ。
まずはスイフトのEV Hybrid。まぁ、あまりに正常進化過ぎてサプライズはないけど、これはスイスポとはまた違う大衆車スイフトの面白さかと。

他にも、Q-Conceptとかもシティコミューターとしての面白さはあったかな?まだまだ、街を走る姿とかは想像できないけど・・・。


ダイハツ
やはり気になるのはD-X。だいぶ形にはなっているけど、樹脂パーツが多くて玩具っぽい感じが。まだまだ市販でなくコンセプトって事なんだろうね。どう見てもコペンとは別物・・・と感じるのだが。そうは言っても、走らせてみたいクルマではあったんだよね。


ここからは海外メーカーで、まずはルノー
これはビックリのキャプチャー。「ルノー版JUKE?」と思ったけど、全く違うものみたい。有機的なラインの美しさと、ワイヤー主体で作られた内装の面白さは遊び心十分。なんか、'80〜'90年代の007とかSFに出てきそうな感じだよね。


メルセデス
新しいAクラス。フロントの仰々しさはコンセプトモデルらしいけど、現行のトールボディから比べれば今度のモデルは"アリかな?"と思わせるデザイン。サイドの色気はメルセデスならではでしょ。


フォルクスワーゲン
とにかく印象的だったのが堂々と展示されたEVのNew Bulli。ワーゲンバスの再来という意味もあるみたいだけど、給電ステーションも含めた形で見せられると、海外のEVも広がってるなぁ、と思うわけで。何より、このまま街を走っても違和感の無いデザインとカッコよさはいいよなぁ、と。

一人乗りEVのNILS。フォーミュラっぽいデザインは楽しそう。イメージとしては、21世紀のメッサーシュミットって感じ?


あと、素材メーカーの東レからもコンセプトカーであるTEEWAVEが置いてあったけど、これまたモノコック形状を変える事でクルマが変わるという考え方は面白かった。展示してあったクルマも素直にカッコよかったしね。

そして、大学も交えて作られたSIM-DriveのSIM-LEI。ホイールインモーターで、航続距離が300キロもあるんだそうな。こういうものを見ていると、EVが普及すると今までのクルマメーカーだけでなくて、あらゆる方面から色々なクルマが出てくるのかな、と思えるもので。


他にも色々あったのだけど、EVで1〜2人乗りというものが多く見られた。都市部で近郊への移動・・・という事を考えると、どんどんとそんなクルマが出てくると思うとつまらなさは抱えつつもワクワクせずにはいらない。
何ていうか、空にチューブは浮かんで無くても、昔夢見た21世紀の姿に近づきつつあるのかなぁ、という意味でも。