鉄拳 ブラッド・ベンジェンス

未見の作品としてレンタル。原作ゲームもプレイしたこと無いので、一部キャラのビジュアルを知っている程度で。
やっぱり、ゲーム作品の映像化なんだなぁ、というのが見ていての感想。キャラがCGだからというのではなく、アクションシーンのカット割りなんかがゲームのデモを逸していない感じも。
それでも、金閣寺を舞台としてのアリサとシャオユウのバトルはCG作品ならではの建物の使い方が面白かった。まぁ、建物破壊の美学というかカタルシスというかw*1
物語は、導入こそ重いけどアリサとシャオユウという美少女コンビの活躍で引っ張って…となるのだけど、クライマックスは勿論の如く三島平八以下三代の大喧嘩。デビル化もして派手というか、なんというか。正直、後半の滅茶苦茶さを見てたら中盤までのデビル因子での悲劇性とかどうでも良くなっていたよ。
まぁ、物語は面白いってものでもないけど、どつきあいはなかなか満足できるんじゃないだろうか、と。

そういや、エピローグで｢鉄拳TAG2｣の前フリになっていたから、BDはゲーム同梱という売り方をしたのね。

*1:ゴジラの名所破壊に近い楽しみかもしれないな、と後で思った