終わりの楽しみ

休み明けの仕事。
忙しいのか忙しくないのか、という感じ。いろいろあって、社内の組織に変更があるのだけど、やっぱりやりにくい。人がどうのではなく、仕組みが出来てないというか。
仕事終わってからは適当に会社を出て、整骨院に寄って帰る。終わった時には疲れもあったのか、眠くて駐車場から出るのも難儀するという始末。


帰ったところで、録画していた「坂道のアポロン」と「つり球」を見る。どちらも最終回で完走。
坂道のアポロン」は、予告で結城信輝キャラデザという事で注目していたのだけど、見ていたらジャズの音楽の使い方や、楽器演奏のアニメならではの動きに引き込まれた感じ。勿論、友情や恋愛の混じるドラマも続きが気になるもので、気が付けば最終回まで次回が楽しみで付き合った感じ。だいぶ、テンポのいいシリーズとなったけど、原作コミックスも気になるので読んでみよう。
つり球」は、予告や初回から変なテンションみたいで序盤で止めると思ってた。特にハルみたいなキャラクターがどうも受け付けないし、ユキの緊張した顔の過剰な演出に付いていけそうになかったから・・・と、思っていたら、意外な程に真面目で丁寧に釣りを描いていて、尚且つ夏樹やアキラも含めた4人の友情や、それを囲む人達との暖かい物語に惹かれて最後まできた感じ。そして、シリーズの構成も丁寧で、先に出た要素を丁寧に消化しつつ進んでいたのも、毎回見ていて面白いと思ったところ。
まぁ、こんな感じで前回のノイタミナ枠で乗り切れなかったのが嘘の様に、今回は一気に心から楽しめたので満足。どちらも、楽器演奏や釣りの動きから、アニメーションの面白さを全開で出していたという事も含めて。こういう連続ものがあるのはいいね。


あと、昨日買ってきた「セックスなんか興味ない」の最終巻も読了。
先の3冊と異なり、1冊を使って双子の女性を通じて人生の長い物語を、それぞれの人の思いを描いていて面白く読んだ。若いというか幼い時だけでなく、年老いてからの話もあり、読み返すタイミングで色々な想いが出そうなので、この巻は他の巻よりも繰り返し読むのかもしれないなぁー、と思った一冊。
セックスなんか興味ない 4 (IKKI COMIX)