THE IDEON 発動篇

見直すためにレンタル。
劇場版イデオンの完結編。「接触編」の後から、キッチ・キッチンの死までをオープニングでのスタッフロールと合わせて流しているのだけど、そのおかげでラストのインパクトがそのまま映画の終わりとなるというもの。
とにかく、キャラクターがイデに振り回されるドラマが、素晴らしいセリフと共に進むので一気に進む。そして、とにかくキャラクターが死ぬ。何度見ても残酷なくらいの様で死ぬ。
でも、その死がラストのメシア誕生で、新たなる出発の為の始まりという事を踏まえると、ただただ無駄に人が死んでいくだけの物語では無いのだな、というのは以前と同じ感覚。その先に広がる実写での海の映像は、前に見た時には本編との質感の違いに違和感があったのだけど、今回みたところではその違和感が無く、スムーズに受け入れられたか。新しい世界のイメージというわけではないが。
しかし、元々コスモは主人公らしくないとは言われていたけど、全体を引っ張るのはカララなんだよなと今更に思ったりも。
伝説巨神イデオン 接触篇/発動篇 [DVD]