ベッテルがポールからスタートしたレース。2度のセーフティーカー導入があったにも関わらず、圧倒的というか1人でレースをしていた感じ。終盤はタイヤの破片が飛んでいく映像がクローズアップされたりもしたけど、結局危なげ無かったというか。
但し、2位以降は面白かった。終盤のロータスの争いで、2位のライコネンに迫るかというグロージャンや、ハミルトンやアロンソを押さえて4位で走りきったザウバーのヒュルケンベルグはよく頑張った。
2度のセーフティーカーで、1度目のきっかけとなったペレスのタイヤが剥離したのもビックリだけど、2度目でスーティルがウェーバーの側面に当たって、ウェーバーのマシンが炎上した時のマーシャルの動きの悪さは異常。
ビックリと言えば、ハミルトンをかわそうとしたロズベルグのマシンのフロントウイングが、かわして風圧を受けた瞬間に基部から落ちたのも珍しい事象。その対応で、ピットインが遅らせられたハミルトンは、修正音が入るくらいの抗議をチームにして、当人には大変な事だろうけども、なかなか面白い展開ではあったな。
