1/48で「ガールズ&パンツァー」の"模型戦車道"を楽しむ (その2)

昨年の1月に、「1/48で「ガールズ&パンツァー」の"模型戦車道"を楽しむ」として、1/48スケールでどれだけガルパンの登場戦車を作る事が出来るのかまとめてみたのだけど、それから1年半近く。
その間に「最終章」が作られる発表があったりで、まだまだガルパン模型を"旬のネタ"として楽しめるのは嬉しいし楽しいもので。
そして、この1年半でブランクであった車両を作ったりで情報が増えたので更新しようというもので。ベースキットが在るものは、ほぼ作ったというタイミングも丁度よいものであろうし。("ほぼ"という理由は後述)


戦車の資料としては「アハトゥンク・ガールズ&パンツァー」と「アハトゥンク・ガールズ&パンツァー2」を基準としています。
先に写真を付けて挙げて紹介したもの以外を、新たな写真を添えての紹介と、追加での考察を書いていきます。


大洗女子学園。
・III号突撃砲F型
タミヤの「ドイツIII号突撃砲 B型」をベースとして、「ドイツIII号突撃砲G型(初期型)」の部品を使ってのミキシングビルドで製作可。細かい加工もいくつかあるけど、それでも想像よりは楽に作る事ができるのではないかと。詳細はこちら

イベント販売のガレージキットで、B型をベースとした改造キットも出てましたね。
・ポルシェティーガーVK4501(P)
後で挙げるエレファントがタミヤから発売された事で、車体が手に入る事になったので、ティーガーIとの組み合わせで製作可となるのだけど、追加工作はかなり大掛かりで量もあるので難易度は高そう。


聖グロリアーナ女学院
・マチルダII歩兵戦車 Mk.III/IV
タミヤ「イギリス歩兵戦車 マチルダMk.III/IV」をベースに製作可。但し、CGモデルに近づけようとすると、工作箇所が多くなるので要注意。詳細はこちら


プラウダ高校
T-34/76
ホビーボス「ロシア戦車 T-34/76(1943年型)」*1をベースに製作可。
…なのだけど、このキットが入手難で作るに至らず。海外のサイトで売ってるのは見かけるけど、最終的にはそういうルートで購入する必要があるのかもしれない。判る範囲でも転輪が異なるので、先にT-34/85を作って、余る転輪を確保しておくのが吉。
T-34/85
ホビーボス「ロシア戦車 T-34/85」をベースに製作可。転輪のタイプが異なるので、他キットからの流用が必要。詳細はこちら

・KV-2
タミヤソビエト KV-2重戦車 ギガント」をベースに製作可。細かいところの調整程度の工作で形になるもの。詳細はこちら

・IS-2(JS-2)
タミヤソビエト重戦車 JS-2 1944年型 ChKZ」をベースに製作可。砲搭の坊楯の形状変更が大きなところで、後は細かい工作のみで形になるもの。履帯の違いはどうにもならないポイントではあるけど。詳細はこちら


黒森峰女学園。
・重駆逐戦車エレファント
タミヤ「ドイツ重駆逐戦車 エレファント」をベースに製作可。まさかのリリースで、空いてた穴を埋める事が出来たという嬉しいアイテム。フェンダーの加工が目立つところで、後は細かいポイントの工作で形になるもの。詳細はこちら


大学選抜。
・M26パーシング
タミヤアメリカ戦車 M26 パーシング」をベースに製作可。フェンダーへのステー追加や砲塔への追加工作等で製作可。詳細はこちら


更新情報としては以上。
前回から一気にプラウダの車両が揃ったのは、劇場版での印象による効果というか。


ひとまず、資料とした本から"いかにキットを使って再現するか"を目指した内容ではあるのだけど、細かい事は気にせずにマーキングだけで再現するのを否定しているわけではないものという事で。改造無しのマーキングのみでサクサクと仕上げていく人を見ると、それはそれで楽しそうだし、部品点数が比較的少ないヨンパチ戦車らしいスピード感があるのはこれまた魅力的というもの。


さて、「最終章」が完結するまでに、そこに登場する戦車も含めて1/48でのベースとなる戦車はどれだけ増えるのか?そんな期待も含めて、まだ暫くは楽しめそうなのは良い事ですかね。

*1:前回は42年型と書いたけど、43年型が正解。タイプミスか勘違いかはなんとも言えないのよねぇ