「とる」か「重ねる」か。

今日、誕生日を迎える。忙しい毎日の中で誕生日を迎える事になるわけで、嬉しさも悲しさも無くただ記号上の意味としてのみ、この日が過ぎていく。
最近様々な場面にて若い人に会う事で、時の流れを感じるのだが、自分は年をとったのだろうか?同年代の有名人を挙げてみると、貴乃花親方、中居正広、脇坂寿一、西田ひかる高橋尚子等。決して年をとっているという印象は受けない筈だ。
そう、よく「年をとった」と言われる年代の人たちには、、「年を重ねた」という風格があると思える。逆に言えば、自分達の年代にはそんな風格は無い。かといって、社会的にも生物学的にも決して優位を誇る若さを保ってはいないのも事実だったりする。
7月4日といえば、まずアメリカ合衆国の「独立記念日」を思い浮かべる人も多いだろう。独立宣言がされたのは1776年であるから、現在のアメリカは229歳という事になる。これは、日本や中国から比較すれば、まだまだ若い。そう、「年を重ねた」というには達していない。しかし、世界の中核となるべき国へとなっているのは間違いの無い事実である。
国家と人間を一緒にする事はできないが、年齢がいくつか、ではなくどれだけ充実して輝いていけるかが、課題になっていくものだと言えるのではないだろうか。
とったか、重ねたかは知る事はできない。が、33歳。燦々となるか散々となるか、この1年大事にしたいと、ふと思う。
以上、コラムでした。*1

*1:って、これがやりたかっただけだよ