マツダ アクセラ 試乗 (その2)

先日の試乗で不足していた分を確認する為に再度試乗。
今度の車両は、2リッターのFF。今回のウリであるアイドリングストップ機構、i-stopを備えたもので。


2WD仕様でも乗り込んだ印象は変わらず。今回はドアミラーの大きさと高さが、ちょっといいかもと思える。
走り出しは不満は無いのだが、なんか上までまわすのに頑張らなきゃならない感じが。今回の試乗コースは、混雑気味の道だったのだけど、どうも乗り切れない感じがあったけども、制限があった中では仕方が無いか。


で、今回のポイントであるi-stopだが、その動作はなかなかのもの。車両の停止でキレイにエンジンが止まり、さらにスタートもスムーズで。リスタートがプレーキリリース後、0.3秒で動作・・・と営業の人は言っていたけど、思った以上の立ち上がりの良さに驚く。正直、立ち上がりのストレス・・・というか違和感は無い。むしろ停止時のほうが気を使うくらいで。
ただ、起動や状態の保持にはブレーキをかなり強く踏んでいなければならないので、ちょっと疲れる。その他にも、機能面や安全面の都合から、「エンジン始動後に使えない」「ステアリング位置が直進に近い位置でなければならない」「2分以上保持の時にはエンジンが始動しバッテリーを保護」・・・などの制限はあるけど、欠点というよりはクルマの電子制御の進化に素直に驚かずにいられない。まぁ、最近の時流通りにアイドリングストップ状態とその評価用のモニターが付いてるのはいいけど、なんか説教されている気分になるんだよな・・・。
あと、このシステム用にバッテリーを2個積んでるとの事で、ボンネットを開けて見せてもらったが、なんかホントにそれなりのサイズのものが2個並んでいて妙な気分に・・・。


アクセラというキャラクターは前回の試乗で見たままだったけど、今回のi-stopという技術は、思った以上に今までの技術よりもさらに攻めた技術で、ハイブリッドとは異なる環境対応へのアプローチとしては十分アリなのでは・・・と思える。